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藤谷コーチのつぶやき 「目標」

2015-06-29
京都のTOPリーグに主戦場が移りそこでも異彩を放ち躍動している。
初の関西大会出場も決めた。
その景色を見る事は選手にとっても今後の事を考えても非常に大事なことであった。
なりふり構わず戦った前半戦から学び自分達の表現の仕方を切磋琢磨して徐々に本来の姿に立ち戻り今に至る。

目標がボヤけたここ最近。
先週末目を覚まさせてくれたのは選手達だった。

土曜日、淡路島の最高の天然芝でU-13が魅せてくれた。
現高1の選手達のような感覚。
試合を見ていてワクワクする。
目が追い付かないテンポ、発想。
自分達でイメージの話している光景。
久しぶりに試合でどっぷり技術的な深い話が出来た。
もちろん組織的にも全体的な部分はまだまだですが。
それは切り口の問題で。

日曜日、U-15の姿を見て私の大先輩が初めて大絶賛してくれた
東海大仰星とやるときは毎回チンチンにいかれてばかりでしたが今回は違った。
組織力を上げチームで戦う集団になり熱く高校生相手にアクションを起こした。
自分達の結束も意識も高く話し合ってまた強くなる選手達。
去年、一昨年になかなか上手く行かなくて悔しくて涙を流し仲間同士で言い合いになったりと何度も壁にぶつかってきたからこそ今の姿がある。
そこに積み重ね上げてきた「巧さ」が育ち蕾が膨らんできた。
柔らかさ、身のこなし、体の使い方。
成長を感じられずにいられない。
前期髙円で、クラブユースで、今回のテスト期間で化けた。

俺が気付いて言おうとしたら選手同士で先に言ってる・・・
去年もあったが嬉しいことだけど淋しいような・・・
今まで自分が言ってきたことを元に選手達が判断している。
やはり選手は指導者の鏡だと。
効果はその場面で現れるのではなく3カ月後なんだなぁと。
そんな早く生まれる効果なんてすぐ薄れる。
後に段々と徐々に響き伝わるような注射を打てるのかどうか。
正解は選手達が決めることである。

指導者と選手達がお互いに共感し合って育んでいくモノ。
そんなモノを創りたい。

その場の勝ち負けだけに一喜一憂するだけでなく永遠となる思いを伝えたい。
そしてそこに気付せてくれたのが選手達だった。

サッカーがまた好きになりました。
サッカーって楽しいんだなぁと改めて教えてくれた選手に感謝したい。

ありがとう!!!

共に成長して行こう!!!!

未来を夢見て

ギュッとした藤谷