スポーツは心・頭・体を同時に育てる素晴らしいものです。
サッカーであれ何であれ、そこから生まれるものには大きく期待されます。
FC solceuの子どもは、サッカーやサッカーを通した経験により育っていきます。
子どもたちにとって、サッカー界では僕たち指導者が親なのです。
環境が子どもを育てます。
環境とはグラウンドの設備や大きさではなく、指導者そのものです。
再度、子どもと向き合うときの自分を確認して今後の育成に力を注いでほしいと思います。
まずは、“勝利に必要なこと”と“育成に必要なこと”には同じ部分と、そうでない部分があります。
そうでない部分はFC solceuには必要ありません。
サッカー界で12歳は“幼児”だからです。幼児には幼児に必要な育成があります。
(ブラジルでのカテゴリー分けの名称は12歳では“ミリン(幼児)”です。だから、FC solceuの火曜日に5~6年生の練習をミリンと呼んでいました。)
僕が現在読んでいるスポーツドクターが書いた本に素晴らしい詩があったので、紹介します。
僕たちがサッカー界の親として心がける内容です。
(東京の私立学校で保護者に配布されたものだそうです。)
「親の祈り」
もっと良い私にしてください。
子どもの言うことをよく聞いてやり
子どもをよく理解する私にしてください。
理由なく子どもの心を傷つけることのないように
お助けください。
子どもの失敗を笑ったり怒ったりせず
子どもの小さい間違いには目を閉じて
良いところを見せてください。
良いところをほめてやり
伸ばしてやることができますように。
大人の判断や習慣で子どもをしばることのないように
子どもが自分で判断し自分で正しく行動していけるように
導く知恵をお与えください。
感情的に叱るのではなく正しく注意してやれますように。
道理にかなった希望はできるだけかなえてやり
彼らのためにならないことはやめさせることができますように。
どうぞ意地悪な気持ちを取り去ってください。
いつも穏やかな広い心をお与えください。
子どもといっしょに成長させてください。
※古本屋で購入した“子どもの「生きる力」を伸ばす3つの習慣(いわゆる子育て本)”という本から抜粋しました。この詩はプロローグの部分に書いてあったので、内容の全てではありませんが、考えさせられる詩だったので掲載しました。
内容的にも“チームワーク”についてはこのように書いてありました。
「仲間のために耐える」はチームワークではない
「みんな仲良し」もチームワークとはいえない
より強いチームワークについて大切なこと
・自分らしさについて子どもと話していますか?
・人のためこそ自分のためということを伝えていますか?
・自己中と「自分のため」の違いを子どもに説明できますか?
・子どもが自ら努力することに喜びを感じさせていますか?
・どんなことで嬉しいと感じるのか。子どもと話し合っていますか?
・子どもに、人のためにすることは自分の喜びだという体験をさせていますか?
・仲間のおかげで自分の喜びが増すということを子どもに伝えていますか?
目指すことは同じですが、ちゃんと伝えられているだろうか・・・
と考えさせられます。
サッカーの指導者はサッカーの指導スキルの向上に日々精進していかなければなりません。
しかし、僕たちはプロスポーツの指導者ではありません。
対象が少年である以上、将来大人になったときの心の土台づくりを大切にしていかなければなりません。
僕自身、日々の運営の中で反省すべき点は多々あります。
主は子どもをいう方針を全うするためには今後改正していくところもあります。
サッカー界の親としてお互い意見を出し合い頑張りましょう。
(この本以外にも貸し出せる本はたくさんあります。できるだけたくさんの本を読んでほしいと思います。)